インプラントと入れ歯の違い。

弱ってしまった歯や、失った歯を補完する治療法として代表的なものには、従来から行われてきた入れ歯と、最近その信認性が高まっているインプラントが挙げられます。
両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれのメリットやデメリットを確認してみましょう。

違いその1、治療法の違い
入れ歯は、歯型を取り、歯科技工士によって、人工の着脱可能な歯が造られ、それを装着します。
これに対しインプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込むため、手術が必要になります
その分、安定感は入れ歯より増しますが、心臓病や重い高血圧症を抱えていたり、体力のない高齢者などの場合、手術に耐えられず、インプラント治療が受けられないケースがあります。

違いその2、治療後の違い
入れ歯は、着脱可能で、基本的には寝る前に外して、綺麗に磨き、入れ歯専用の保存剤などに漬けて除菌を行い、翌朝また装着するといった手間がかかります。
これに対し、インプラントは、ほぼ自分の天然の歯と同様の機能を果たすので、着脱の手間はなく、自分の歯と同様の方法で磨くことができます。
また、入れ歯は、自分に合わせて作っても、着脱可能という点から、どうしてもグラついたりして、硬い物が噛みづらい、滑舌が悪く聞こえる、着脱ワイヤーに食べ物が挟まるといった不具合が生じることがあります。
この点、インプラントは、まるで自分の歯のように、しっかり噛めて、はっきりと喋ることができるようになります。
一方、入れ歯はでき上げれば、たまに装着具合の確認が必要になるものの、直ぐに利用することができるようになります。
インプラントの場合、手術すればそれで完成ではなく、固定されて、自分の歯のように使えるようになるまで、数ヶ月から半年程度の時間を要します。

違いその3、費用について
インプラントは高いというイメージがありますが、それは、健康保険が使えるかどうかの違いも影響します。
入れ歯は基本的に保険が適用できますが、インプラントは全額自費診療となります。